2016年9月11日 更新

中国EC市場、越境ECと並び食料品が中国国内で人気上昇

2016年上半期、中国EC業界、BtoC向け小売りの発展は著しく加速しています。 食料品がなぜECで人気があるのかを調べました。

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越境ECは大手が信頼度高

SNSシェア率1位の天猫

天猫のトップページ。

常に右下にはスマホで操作できるように
QRコードが表示されています。
PCだけでなくスマホユーザーを増やして
いつでもどこでも買い物してもらおうという作戦。
こちらはシェアランキング第一位の天猫(Tモール)。
シェア率 は半分以上の53.2%(中国ビジネス情報マガジンより)

半分以上の中国人がTモールに信頼をおいて利用しています。

SNSシェア率2位の京東

京東のサイトトップページ。

画像の更新や読み込み中の絵には
ブランドキャラクターは犬のJOY。
どうやら「犬は飼い主には忠誠心を持ち、正直なものだ。そして俊敏に走る」と会社を犬のように例えたそうです。
シェアランキング第二位の京東(JD)。
シェア率は約4分の1の24.85%(中国ビジネス情報マガジンより)

2015年6月に日本製品専門サイト「日本館」をオープンし、日本企業の誘致に力を入れています。

シェアするとお得!シェア率が高い理由

・模倣品の多い中国で、信頼できる買い物ができるシステムを作ったこと。
・インターネットショッピングをエンターテイメントにしたこと。
この2点が天猫(Tmall)が大きなシェアを持つ理由と言えます。
中国では信頼出来る情報が何よりも優先せれて
リピーターにつながるようです。

実際はシェアすると○%お得、などの出品者側のサービスも
見受けられます。

中国のEC市場はここ数年、天猫(Tmall)と京東商城(JD.com)の二大巨頭が圧倒的シェアを占め、中国EC市場を牽引している。さらに中国EC市場は世界のEC市場も牽引していると言っても過言ではない。
中国EC市場は世界の最先端を走るEC成功事例として、規模だけではなく、ECサイトの使いやすさ、品揃え、新しい技術の導入、 カスタマーサポート、配送サービスや保証、どれをとっても世界のトップをいくレベルであり、そこには学べることは多い。
大塚孝二さんの記事。
大塚さんは中国に関しての記事も多数書いています。
その他もwebデザインに強く、実務経験が20年以上ある大ベテラン。
講師のお仕事もされているので、記事が初心者でも分かりやすいです。

中国人が食品をECで買うのはなぜ?

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